LGBTに優しい履歴書とは?

LGBT、いわゆるセクシュアルマイノリティの人が仕事(就職)をするにあたって、ほぼ必ずと言っていいほど通らないといけないのが、企業への履歴書の提出。

新卒よりかは、中途向けの話です。

現状、JIS規格はすぐに変わるようなものではありませんが、でも変わって欲しいな、と思って書かせていただきました。

■「配偶者・配偶者の扶養義務・扶養家族数」欄

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あえて、先に後半に出てくる記載欄を書いてみました。

これは、企業側が所得税等を源泉徴収しないといけない義務があるために、最低限必要な情報を書いてもらおうってことなんでしょうが、セクマイの人にとってはこれ、すごく抵抗あるんです。少なくとも自分は。

年齢を重ねてきた時に、「配偶者:無」だと、書類選考の段階で跳ねられませんか?

L(レズ)とG(ゲイ)の人は法律的に配偶者になりませんし、アセクシャルもしかりで。

そろそろ所得税に夫婦控除が取り入れられようとしていますが、残念ながら夫婦じゃないと適用になりませんよね。

個人的には「親子や養子で合算した控除で計算する」、みたいなのも取り入れたほうがよいと思うのです。

なので、夫婦とパートナーと子供と合算して、「配偶者の~」っていう欄は不要になるといいのですけどね。

■「性別」欄

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これは、自分は一時期悩みました。

性同一性障害(GID)なのではないかとすごい疑っていた時期があって、性別を書きたくなかったんです。でも、記入漏れするのも嫌だったので、すごく調べたことがあって。。

でも、世間体的には結局どちらかに○を打たないといけないのですよね。

一応、自分はDTP(印刷屋のデータを作ること)に明るいので、「性別欄のない履歴書」を作ったこともありました。

業者に印刷してもらって、それを使って面接したこともありましたが、反応はいまひとつ。

最近ですと、戸籍変更前で、パスしている方の性別で出しておいて、採用決定後の就業前に、「カミングアウト」している方がいらっしゃったみたいですが、それをして採用取り消しになって落ち込んでしまった方がいるらしいですし..

マイナンバーができてしまったので、結局、戸籍上の性別ってわかってしまうのですよね。

この欄は本当に必要なのでしょうか..

■LGBTフレンドリー企業って?

〔参考〕

近年、LGBTフレンドリーを掲げる企業が増えている。 グーグル、フェイスブック、アップルなど、枚挙にいとまがないほど多くの企業がLGBTサポートを行っている。 しかし、その殆どが日本国内ではなく、海外の現地企業によるものだ。 そこで今回は、ジェンクシー編集部が国内で具体的なLGBT施策を行う企業を、各業種に分けて一挙紹...

顧客向けがほとんどで、従業員向けが少々といったところでしょうか..

わざわざ、こうやって取り上げられるってことは、逆に数が少なくて珍しいからでしょうから、まだまだ浸透してないってことなんでしょう。

採用の初期段階で、履歴書上でLGBTの欄があったとします。

ここの欄だけ見て、採用見送りってならない世の中がいいですよね。

それとも、クローズ(セクシャルを隠すこと)にしておいて、後から開示したら、残念な結果が待っていた..、の方がいいのでしょうか。。

最近、障害者差別解消法ができました。行政は「合理的な配慮」を「法的義務」とするように、となっています。残念ながら、まだ企業については「努力義務」なんですよね。

LGBTは人権になると思うのですが、行政は障害者同様「法的義務」に、企業についても「法的義務」になる日が来るといいですね。

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